2024年03月04日
3代目時計職人としての未来もあったかもしれない
実は廣田家は、代々時計と鍵専門の職人だったんですが
3代目の僕が後を継がずに母の家業の美容師を継ぐことになって今に至ります
RITAを作った15年前におじいちゃんのお店から受け継いだ
かなりのお宝のゼンマイ式柱時計が
ついに壊れてしまいました。。。
15年前からもう修理できる人がいないから
壊れたらもうなおせないよと、言われていたんですが
一か八か、慎重に分解してみると
ゼンマイ仕掛けの後ろに
何やら、メモらしい走り書きがあり
最後に分解したのは、平成を通り越して
今から65年ほど前の昭和34年の2月28日で
おじいちゃんの仕事仲間の中原さんが修理してくれたみたいです
以外にもピタゴラスイッチ的な、シンプルな作りだったので
なんとか改造して
息子が大きくなった時に
この柱時計を開けたら面白いかもなぁと
修理した日付を書き足して
無事
魔改造でヒロタ時計店の柱時計が蘇えりました
もしも、美容師ではなく時計と鍵の職人の3代目を継いでいたら、どんな人生だったんだろうと
考えると感慨深いものがあります
Posted by Rita at 16:18